よく腹水が出たら余命があまり長くないなどと言う方がいますが、腹水が出た事で余命が短くなる事が本当にあるのでしょうか。確かに病気によっては腹水が溜まるという事は、末期の状態である事を意味している事もあるかもしれません。

ですが全ての腹水があると診断された方が、余命が短いという事ではないと思います。もちろん病気が関係しているという事はありますが、例えば末期癌の症状として腹水が出た場合でも、治療によっては余命が短くなったりしない事もあります。

例えば腹水が溜まっている状態で病院に行ったとして、検査をしてみたら癌が見つかったという場合は、癌の元がどこなのかを調べて治療をする事になるかもしれません。ですがもしも腹水からガン細胞が見つかった場合、末期癌の可能性が高いので余命宣告を受ける事もあるでしょう。

それとすでにガンである事が分かっている方で、腹水が溜まってきているという事がわかった方でも、余命宣告を受ける事はあるかもしれません。ですが腹水が直接余命に関係があるという事ではなく、腹水が溜まる事で身体が弱ってしまうためだという医師もいます。

確かに腹水が溜まってくると、お腹がパンパンに膨らんでくるので、内蔵が押されて食事が喉を通らなくなる事もあるでしょう。しかも腹水は養分なので養分がお腹に溜まる事で余命を縮めてしまうのかもしれません。

いずれにしても腹水の治療をしっかりとできる環境や治療法があれば、例え余命宣告を受けたとしてもそれ以上に長く元気に生きる事ができるかもしれません。

腹水の治療と余命について

腹水の治療をする事で宣告された余命よりも、長く健康的に生きるためにはどうすればいいのか?それは、腹水を濾過して再び体内に戻すという治療法をする。というのが一番良いのかもしれません。例えば腹水をコントロールする事ができれば一番いいですよね。

ですが多くの患者さんの場合は、腹水の溜まる量と排泄する量のバランスが崩れるから腹水が溜まるわけです。つまり自分では腹水の調節ができないので弱ってしまうのです。確かに腹水のコントロールを何らかの形でできるのなら、余命宣告などは受けずに済む事になりますね。

自分で腹水の量をコントロールできないとなると、病院で腹水を出してもらうしか方法が無いのです。実は腹水を出す事ができると、一時的に口からものを食べたり飲んだりできるので、元気になる事がわかっているのです。

なので腹水をしっかりと治療ができれば余命宣告を受けた患者さんでも、寿命を全うするまで元気で過ごす事ができる事になります。しかしながら現代の医学でも、腹水の治療というのは難しいものなのです。もちろん腹水を循環させる方法があるのは事実です。

ですが、全ての腹水で悩む患者さんにできるほど、多くの病院でできる治療ではありません。実際に癌患者さんで腹水が酷くて余命いくばくと無いと宣言されていても、腹水を循環させる治療を受けた事で、元気に生きている事を考えると、多くの病院でこの治療ができるようになるといいですよね。