私の身内が腹水が溜まる症状が出た時の原因は、肝臓がんによる腹膜播種による腹水でした。肝臓が癌になってしまった事で、肝機能が低下してしまった事は言うまでもありませんが、実は肝機能と腹水というのもとても関係が深いと言われているのです。

肝臓という臓器は血液中の浸透圧というものを調節しているタンパク質を合成しているのですが、実はこのタンパク質であるアルブミンが、肝機能障害で少なくなってしまう事が原因で、腹水が溜まるようになってしまうのだとも言われているのです。

もちろん病院でも肝機能が低下する事によって、腹水が溜まりやすい状態になるという事は説明されました。でも腹水の原因がアルブミン不足だけだとは言い難いのだそうです。肝臓がんによる腹膜播種になると、腹水が溜まりやすくなるという事は有名ですね。

肝臓がんの手前の状態である肝硬変の時に、肝臓が硬くなってしまったために、腹水が溜まる原因となってしまっている事も考えられます。門脈圧亢進が腹水の一番多い原因なのも事実です。血管に異常が出る事によって、血液中の水分が流れ出る事も多いみたいです。

ですが結果的に根本的な原因は、肝臓の機能の低下によって、血管圧を正常に保てない事が原因で腹水は溜まるようです。もちろん他にも腹膜炎などが原因で、細胞に含まれる液などが流れ出る事もあるのだそうです。

いずれにしても腹水の原因は病気によるものです。治療をするためには医師としっかりと相談をしつつ、確実に治せるようにするべきです。

腹水の原因を改善するには

腹水は患者さんにとって、命を危険にさらす可能性があるほどの症状である事は間違いありません。原因がわかっていてもなかなか思うようにいかない事もあるでしょう。特に癌などの場合には病気を治療できなければ、腹水などの症状も改善できないでしょう。

すると当然ですが腹水の原因を改善する事が難しいという事になります。ではそうなった時にはどうすれば腹水の苦しさから患者さんを助ければ良いのでしょうか?これはとても難しい問題でもありますね。

例えば腹水の成分についてですが、腹水の成分のほとんどは血液や体液など、身体に必要不可欠のものである事が多いため、そう簡単に注射器などで抜く事ができないものなのです。そのため病院の設備の整っているところでは、濾過させて体内に戻す方法が取られます。

ちなみに腹水が溜まる原因となる病気は、意外と多いものなのです。癌などが原因で腹水が溜まったという話は有名ですが、他にも腹膜炎が原因で腹水が溜まる事もあります。それに心不全が原因でも腹水が溜まる事があるのです。

特に内分泌性疾患や肝機能障害による低アルブミン血症などの場合には、腹水が溜まる原因が多いです。なのでこれらの病気の場合も、腹水を改善したいのなら医師の指示に従って、しっかりと治療を行うべきではないでしょうか。

腹水の治療は原因によらず利尿剤などを飲む事で改善する事ができる場合があり、恐らく最もポピュラーな治療法なのではないでしょうか。