小さな頃から中耳炎を繰り返していましたが、まさか大人になってから中耳炎になろうとは思ってもみませんでした。子供の時の場合とは違って大人になってから中耳炎になると、症状によってはかなり治療が困難になる事もある事を身をもって知る事になったのです。

きっかけは洗髪をする時に水がホンの少し入ってしまった事だったきがします。大人の場合は耳に水が入り込んでしまうと、なかなか外に出す事が難しくなってしまいます。実はこの時私の耳の鼓膜は少しだけ傷ついてしまっていたのです。そして次に風邪をひいて中耳炎になったみたいでした。

高熱が1週間続いた時に耳や耳の付け根の部分が痛かったのですが、この時は大人だし中耳炎になっていようとは思っていなかったので、熱を下げる事ばかりを気にしていたように思います。今思えば中耳炎が原因の発熱でもあったんですね。39度くらいの高熱が1週間続いたのには参りました。

長く続いた高熱のせいで耳漏が出ていたのですが、大人の耳は子供の耳とは違って複雑な作りになっていますので、それが鼓膜の裏側にこびりついてしまっていたのです。すると今度は耳が聞こえにくくなった事に気付きました。しかも急にほとんどの聴力が無くなってしまったのです。

表現するのが難しいですが、テレビの音量を最大にしても普通くらいにしか聞こえないと言ったら、その状態がわかってもらえると思います。高熱が続いたため病院に緊急入院をし、聴力検査をしたらほぼ聞こえない状態にま中耳炎が悪化していたのです。このように大人の中耳炎は重症化しやすいのです。

大人の中耳炎の治療法は

大人になってからの中耳炎は聴力に影響が出る事が多いため、子供の頃の中耳炎の治療ではほとんど効果が無いといってもいいくらいです。私の場合は抗生物質を点滴で投与され、熱が下がり次第手術をする事になりました。耳の手術なんてどんな手術なのかと思うでしょうね。

耳の手術と言っても手術室のような場所で受けたわけではありません。まず耳に麻酔薬を入れて電気を通して麻酔をしました。かなり古いやり方だったようですが、麻酔が効いたのかどうかわからない内に一般的な耳鼻科の診察台に乗り、鼓膜を切って中の膿などを出さなくてはならないのです。大人になってから始めての手術でした。

その痛みといったら表現する事ができない程の痛みでした。麻酔とは言っても脳に近いためにほぼ効果なしの状態です。しかも鼓膜を切って吸引をする音がモロに聞こえてくるので、音で萎縮してしまい痛みで我慢ができないくらいでした。大人の中耳炎はこのように痛みを伴う治療を受けるのです。

結局風邪や中耳炎の手術の症状がおさまるまで2週間も入院しなくてはならない状態になってしまいました。先生の話によると大人になってから中耳炎になると、重症化しやすく多くの障害が出る事があるのだそうです。私の場合もそうでしたが、手術をした後はそれ以前よりも耳がよく聞こえるようになったのだけは良かったです。

まず大人になってから中耳炎にならないようにするためには、耳に水を入れない事や風邪の時に鼻水を必要以上にかまない事など、いくつか注意することができれば問題ないでしょう。