ある特定の癌の治療に用いられる抗がん剤の一つに『ジェムザール』という抗がん剤があるのですが、このジェムザールという抗がん剤は、どのような効果がある抗がん剤なのかを調べてみようと思います。というのもこのジェムザールの名前はよく耳にするようになったからです。

ジェムザールは肺がん(非小細胞肺がん)や膵臓癌や胆道癌そして膀胱がんや乳がんなどの治療薬として使用が認められている抗がん剤なのだそうです。近年では卵巣がんにも適応できるとして国が認定しているのだそうです。さてこのジェムザールはどんな効果をもたらすのでしょうか?

抗がん剤はどの抗がん剤でも同じだと思うのですが、ガン細胞を死滅させるという効果を持っている薬ですが、薬の種類によって微妙に薬の効果が違ってきたり、副作用が違ってきたりします。これはジェムザールにも言える事で、癌を死滅させるために投与される事になります。

癌の治療をする時には医師から説明がされると思うのですが、なんだか難しい説明なのでジェムザールの効果がわかりにくいという方もいるかもしれませんので、より簡単にわかりやすい説明ができるように記述していく事にしましょう。

まずジェムザールは点滴をして投与されます。点滴をする時間は短い時間で投与してしまう方が副作用が少なくて良いのだそうです。ジェムザールを投与するとどのような効果が出るのかというと、ガン細胞を死滅させるというよりも自殺させる効果がある抗がん剤なのだそうです。

ジェムザールのわかりやすい効果の説明

抗がん剤ジェムザールの効果はガン細胞を死滅させるのではなくて、ガン細胞を自殺させる効果を持っている薬です。体内に点滴によって投与されたジェムザールは、ガン細胞のDNAに取り込まれるという特性を持っています。DNA鎖に取り込まれたジェムザールはどうなるのでしょうか?

まずガン細胞のDNA鎖に取り込まれる事ができたジェムザールは、ガン細胞を自殺に追い込ませなくてはなりません。うまく入り込んだジェムザールはガン細胞を他の細胞から切り離して、健康な細胞に取り付く事ができなくする効果を発揮する事になるわけです。

するとガン細胞はまるで木から落ち葉が落ちるように自殺してしまうのです。この効果はジェムザールの最大の特徴で、体内の良い細胞を活かすために悪い細胞を自殺に追い込むという仕組みを最大限に活かす効果を生み出していくわけなのです。

一般的な抗がん剤との違いはこの自殺させるという部分ではないでしょうか。抗がん剤の効果と言えばガン細胞を死滅させる効果を持っていますが、ジェムザールはそうではなくて悪いガン細胞だけを自ら自殺させてしまい、良い細胞だけを残すという効果があるのです。

こうしたジェムザールの効果によって、癌の治療に効果が得られたという患者さんも増えてきています。副作用も一般的な抗がん剤よりは少ないために、ジェムザールを使う患者さんの数が増えてきたのもうなずけると言えるのではないでしょうか。