胃がんだけではなく、全ての癌には進行に合わせてステージという表現をします。ステージは1~4に大まかに分けられていて、それぞれに対しての生存率があるので、患者さんとしては生存率がとても気になってしまうものですよね。

ちなみに生存率というのは胃がんのステージによってかなり違いが出てくる事でも知られています。なので病院に行って胃がんだとわかった段階がステージ1というのではありません。実はこれは希な例だと思うのですが、こんな事が現実に起こった事がありました。

Aさんは胃の調子が悪くて、ずっと我慢していたのですが病院に行く事になりました。その時すでに胃がんはステージ4の段階で、余命宣告を受けたのだそうです。その時Aさんは混乱して胃がんだとわかった段階がステージ1だと思ってしまい、あとになってステージ4の生存率を知ってショックだったそうです。

その後胃がんやステージや生存率についてをしっかりと勉強して、はじめて胃がんのステージ4がどいういう状態なのか、そして生存率はどういう風になっているのかなどを知り、真剣に胃がんと向き合うようになったのだそうです。

胃がんだけではありませんが、ステージが進んでいないほど治療効果が高く、さらに生存率も高くなっていく事がわかっています。なのでできるだけ早く胃がんである事を発見する必要があるのです。なのでできれば毎年胃がんの検診を受ける事をおすすめします。

胃がんのステージと生存率の関係

よく胃がんなど癌という病気になってしまうと、ステージという分け方をするだけではなく、そのステージによって治療法なども変わってきますし、余命についてもステージによって変わってきます。それと生存率とはどのような関係があるのでしょうか?

というのも胃がんのステージと生存率というのがどうしてもつながらないと思う人もいるからです。実は生存率はステージと密接に関係しています。例えばステージ1の場合の生存率は非常に高いです。これは胃がんではなくて他の癌でも同じだと言えるわけです。

胃がんは進行が早いタイプの胃がんとそうではない胃がんのタイプがあり、それぞれにステージがあるだけではなく、リンパ節に転移しているかどうかによっても生存率が違ってきます。例えばステージ1の場合の5年生存率は99.1%と非常に高い数値になっています。

ところが胃がんが進行してステージが3になってくると、5年生存率は45.9%と50%をきる数値になってしまうのです。さらに細かくステージを分けた場合には次の通りになるそうです。

ステージ1A → 93.4%

ステージ1B → 87%

ステージ2 → 68.3%

ステージ3A → 50.1%

ステージ3B → 30.8%

ステージ4 → 16.6%

となっているそうです。ちなみに生存率の計測の方法ですが、胃がんだと診断されてから治療を済ませて5年後に生きていればカウントされます。例え再発をしていても次の日に亡くなったとしてもカウントされるのです。つまり健康で生きている人だけをカウントしているのではない事を頭に入れておきましょう。