昨日までは元気に話をして自分の足で歩いたりしていたのに、突然の脳出血で倒れて病院に搬送され、長時間の手術に耐えて病室で気づいたら、手足がうまく動かす事ができなかったとか、話をする事が難しくなってしまったなどが起こる事があります。これは脳出血による後遺症なのだそうです。

脳出血を起こすとどうして後遺症が残ってしまうのか不思議ですね。だって脳の中で出血が起こるというただそれだけの事なのに、どうして治療後に手足がしびれたり動かなくなっていたり、話ができなくなったりひどい時には覚醒せずに寝たきりになってしまったりするのでしょうか?

脳出血というのはそもそも内出血が脳の中で起こっているという事ですが、体の内出血が起きた場合には出血が止まれば自然に元に戻っていきますよね。同じ原理なのに脳出血だと後遺症が起こるのはとても不思議に感じてしまうのです。多分他の方も同じように思うはずです。

実は脳という部分は脳細胞が一度破壊されてしまったら、二度と再生しない細胞の塊なのだそうです。そこで内出血が起こる事によって、神経に血液が送られない事になるので、障害が起こってしまうのだそうです。これが脳出血による後遺症として出てくるわけなのですね。

では脳出血を起こしてしまって手や足などが麻痺してしまったりした場合、もう二度と動かないものなのか不安になりますよね。実は脳出血による後遺症というのはリハビリを行う事によって、改善する事ができる事がわかっているのです。

脳出血の後遺症は治らないのか?

一般的に脳出血が起こると、治療ができたとしても後遺症として様々な症状が残ってしまうものだそうです。脳は全ての神経につながっているので、障害が起こる場所は出血が起きた場所によって違ってくるのだそうです。では後遺症が残ってしまったら二度と元には戻らないのでしょうか?

実は脳出血が起こって治療後の後遺症が残った場合、リハビリを行う事によってとても素晴らしい効果を得る事ができるのを知っていますか?私たちの脳というのは死んでしまった細胞があった場合、その細胞は再生しないのですが、他の部分が死んでしまった細胞の働きを代わりに行う事ができるのです。

よく脳出血を起こした患者さんにリハビリをしっかりとしないといけないという話を話す人がいますが、(療法士さんなどですね)そういう方の言うとおり、脳は動かなくなった手や足の動きを再生するために、その働きを覚えて動かせるようにしようとするのです。これが自然治癒の力なのですね。

つまり脳出血の後遺症はある程度もしくは完全に近いくらいに元通りになる事があるという事になるわけです。ただし、後遺症によってはリハビリをしてもそれほど目覚しい効果を得る事ができない場合もあるので注意しましょう。例えば意識が戻らないなどがそうですね。

意識を戻すためには覚醒を司っている部分を刺激する必要があると思うのですが、この部分の後遺症をどのようにすれば他の細胞が代われるのかわかっていないのが現状です。なので意識が戻らない場合には意識が戻るように祈るしか無いのかもしれません。