癌という病気とそれに伴う様々な症状は、患者さんだけではなく患者さんのご家族の方々にとっても一喜一憂する事であると言えますが、中でも怖いと感じたのはお腹に腹水が溜まる事。そしてその癌が大腸がんの場合どうなっているのか調べてみましょう。

大腸がんという癌は、大腸と言われる部分が癌になってしまった状態の事を総称して言います。ちなみに大腸というのは「盲腸」「直腸」「結腸」という部分の腸です。この部分が癌になってしまう事で腹水など諸症状が出てくるわけです。

通常は癌を発症した患者さんのお腹の中に腹水が溜まった場合、もう治らないかもしれないと考えてしまうものです。実際に腹水が溜まるという事は、腹膜というお腹にある空洞の部分に大腸がんが転移してしまう事によって発症します。しかも単なる水ではありません。

だから腹水が溜まったからといってもすぐにパッパと水をとってしまう事はできないのです。これは大腸がん意外の癌であっても同じ事で、腹膜に癌が散らばる事によって起こる症状なので、腹膜にさえ転移しなければ腹水はたまらないという事になります。

そして大腸がんだけではなく他の全ての癌の場合でも、腹水が溜まるという事はすでに末期なのだなと判断する材料になってしまうわけです。したがって大腸がんではなくても腹水が溜まったという事はある程度覚悟をしなくてはならないという事になるといえます。

もしも大腸がんによる腹水を改善したいのだったら、大腸がんを治療してしまう意外に方法が無いからだそうです。腹水には栄養分があるので抜いてしまうと体力が無くなり、状態が悪くなってしまう事が多いので治療がなかなか難しいのだそうです。

大腸がんで腹水が出たら

大腸がんで腹水が出るという事は、残念な事に大腸がんの状態がかなり悪いという事になるそうです。おそらく大腸がんではなくても腹水が溜まるという事は、末期の状態である事が予想されます。なので家族としてはある程度の覚悟は必要なのではないかといえます。

実際に身内を癌で亡くすとわかるのですが、腹水が溜まってくると食事を摂れなくなってしまいます。腹水でお腹がパンパンに膨らんでしまうため、食欲が出てこなかったり食べてもすぐに苦しくなってしまうからです。かと言って腹水を取る事は難しいのだそうです。

医師の説明によると腹水というのは養分がたっぷりと含まれているので、これを抜いてしまうと体力を奪う結果になってしまうのだそうです。そのため腹水を抜くにも少しずつ抜く事になるので、いずれにしても急激に悪くなる事もよくなる事も無いのが現状です。

特に大腸がんの場合は腹水が溜まる末期の時期になってくると、相当な痛みを伴う事になるために、これ以上患者さんを苦しめたくはないと考えるのが普通です。楽にしてあげたいのは山々ですが、それは同時に患者さんの体力を奪う結果になってしまうわけなのです。

このため、腹水を取り除くにしても何にしても、患者さんと直接よく話し合ってから決定した方がいいでしょう。できればこうした辛い症状が起こる前に大腸がんを発見して、治療ができれば問題はないのです。なので定期的に大腸がんの検査を受けるようにすると良いでしょう。