肺がんは初期の段階ではほとんど自覚症状が無いため、発見した時には既に治療ができない状態であるステージ4という状態の事が少なくない病気で、その頃にはそれまで感じなかった症状が出てくるとも言われています。一番最初に感じるのは長く続く咳ではないでしょうか。

ステージ4だからこの症状が出るというので言えば、やはり転移した事によって痛みが発生するのが最大の特徴かもしれません。特に肺がんの場合は骨や脳への転移があるため、激しい頭痛や骨の痛みなどが強く感じるようになるとも言われています。

なので肺がんのステージ4は、いかに余命を痛みを少なくして生きるのかにかかってくると言えるわけです。末期になってくると症状はさらに多くなってくると言われていますね。例えば他の臓器に転移してしまったために起こる症状が出てくるようになるでしょう。

肺がんは骨や脳だけではなくて肝臓や副腎といった臓器へも転移しやすいと言われています。ちなみに他の臓器への転移がある場合にもステージ4だと診断されます。肝臓への転移がある場合には、だるいとか腹水が溜まるとか黄疸などの症状が出る事になります。

他には肺がんが副腎に転移している場合には低血圧や嘔吐や吐き気などの症状が出てきたりするようです。最初はほとんど無症状だったのにステージ4になると、あらゆる症状が出てくるために患者さんの生活向上を目指す治療に変わってくるのだそうです。

ステージ4の肺がんの症状の緩和について

肺がんがステージ4になっている場合には、手術ができないとか治療法が無いなどの場合も多いのだそうです。また、治療ができたとしても痛みなどの症状がひどいので、できるだけ患者さんの辛さを取り除いてあげる緩和ケアを充実させてあげるべきだと言われています。

特にステージ4の肺がんの場合は、呼吸困難など肺がん特有の症状が出てきたりもするので、症状の緩和ケアは非常に重要になってくると言えるわけです。例えば咳がひどく続くようであれば、咳による背中や胸の痛みをできるだけ改善してあげるなどの治療が必要なわけです。

そのためステージ4の肺がんの患者さんやご家族が選ぶ事が多いのがホスピスといった緩和ケアをしっかりとしてくれる施設です。ホスピスを利用する事で最期の時を、できるだけ痛みを感じないように過ごすという患者さんも多くいるので、入院待ちがある事もあるのだそうです。

そうした事から在宅ホスピスという方法を選択する患者さんもおられます。肺がんのステージ4の症状は直接命に関わる症状もあるので、患者さんのご家族もある程度病気の事を考えたケアをしなくてはならないので、ある意味で言えばとても大変な事です。

とにかく肺がんステージ4ともなると、痛みという症状との闘いになる事が多いので、できるだけ初期の段階で発見できるようにすべきでしょう。初期の段階の症状を見逃さずに、病院を受診しなくてはならないのです。定期的に検査を受けるようにしておくといいでしょう。