肝硬変で入院している父に黄疸が出ました。肝臓の疾患が原因で黄疸の症状が出るというのは、特にめずらしい事ではありませんよね。有名な症状の一つである事は病院でも説明を受けたのでわかります。でもどうして肝硬変だと黄疸の症状が出るのはわかりません。

そこで肝硬変と黄疸の症状の原因についてを調べてみる事にしたのですが、そもそも黄疸という症状がどうして出るのかという部分から調べていく必要がありますよね。黄疸は血液中にあるビリルビンが増える事によって起こると言われているのだそうです。

このビリルビンという成分は黄色い色素を持っていて、古い血液の中に含まれているのだそうです。古い血液は肝臓の中で濾過されて不必要なものは肝臓が濾過してくれます。ところが肝硬変になってしまうと肝機能の低下によって、ビリルビンを排泄できないので黄疸になるのです。

肝臓という臓器は相当強い臓器です。他の臓器とは違って自己修復機能が充実している臓器なのだそうです。なので肝硬変になったとしてもすぐに黄疸が出るという事はほとんどありません。なのでもしも黄疸の症状が出たという事は、肝硬変がひどい状態だという事です。

肝硬変で黄疸の症状が出るという事は、肝硬変の進行がかなり進んでいる事になるので、しっかりと治療をしなくてはならないでしょう。ただ肝硬変は治療が大変難しい病気で、さらに進行すると肝臓がんになってしまいます。そうならないためには現状維持するしか道がないのが現状なのです。

肝硬変で黄疸が出てしまったら

肝硬変の初期では黄疸などの症状が出る事はほとんどありません。初期の段階の肝硬変は通常の肝臓と変わらぬ働きができるからだと言われています。肝臓はとても強い臓器で多少病気になったとしても、根を上げる事はほとんど皆無だと言っていいでしょう。

その結果として症状が出てきた頃には進行している事が多い病気です。父は結局その後の肝臓がんで亡くなりましたが、肝硬変になった場合には最終的には肝臓がんになる事が多いので、最初の治療が肝心という事になってくるわけです。もちろん黄疸の症状が出るまでにわかるのが普通です。

黄疸の症状が出る一歩手前くらいで発見する事が一番多いかもしれませんが、そうなってからでは遅いのでできるだけ普段の自分の変化に注意するべきです。肝硬変の症状の中で黄疸の症状はすでに末期という事になるので、それ以前に起こる症状を見逃さない事が重要です。

例えば疲れやすくなってきたと感じるようになったとかの時には注意しましょう。ちなみに肝硬変で黄疸が出たら「もう死ぬのか?」と考えてしまいがちですが、実はそうではありません。黄疸が出た時に病院の検査で代償性肝硬変の場合にはそれほど深刻ではなく、非代償性の場合にはかなり深刻なのだそうです。

つまり後者の場合で黄疸の症状が出た時には、その肝硬変は治療が難しく進行すると肝臓がんになってしまう可能性が高いという事になります。特にウィルス性の肝炎からの肝硬変の場合で、黄疸が出ると高い確率で肝臓がんになると説明を受けました。なのでできれば黄疸の症状が出る前に治療を始めるべきでしょう。